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DTerm
Mac関係のブログを読んでいて見つけたのですが、これ、面白そうだなぁ。
DTerm: A command line anywhere and everywhere

「DTerm」というソフトですが、ざっと概要を見てみたところ、任意のウィンドウ(Finderだったり、何らかのdocumentを開いたwindowだったり)でこのDTrermを呼び出すと、コマンドラインのウィンドウみたいな物が呼び出せて、すでにそのdocumentなりファイルなりがある場所がカレントディレクトリになっているというものだそうです。

リンク先のページには
DTerm's Philosophy: Command line work isn't a separate task that should live on its own—it's an integrated part of your natural workflow


と書かれていました。こうゆう「Philosophy(哲学、信念)」を持っているソフトってなんかいいなぁとおもいます。作っている人もかなり強い信念を持っているんでしょうね〜.

Philosophyはひとまず置いておくとしても、このソフトなかなか便利そうです。

Finder上でマウスでぽちぽち作業しているときにふと「mv ./*.JPG ./hoge/」とかちょっとコマンドラインで入力した方が楽だなぁと思う瞬間があるのですが、そのためだけにTerminalを立ち上げるのは、それはそれで面倒。そんな微妙な時にDTermがあると、Finderの上にさっとDTermのウィンドウを呼び出して一行だけコマンドラインを入力できるようです。

このソフト、MacOSX10.5(Leopard)以降対応らしいのですが、悲しい事に現時点では研究室のMyノート(PowerBookG4)と家のMacBook両方とも10.4(Tiger)どまりなので、まだ試せていません。家のMacBookだけでもversion upしようかなぁ。
by nt-neutron | 2009-08-31 21:07 | Mac | Comments(0)
締め切り設定
今年度の中性子は夏場に大きなお休みがあり、実験再スタートは11月から。

それに向けて、今年度後半の実験の予定をいくつか決める。
実験の日程が決まると、それに向けての試料作成と装置開発の予定が決まる。
それに加えて、「この実験に取りかかるまでには博士論文を終わらせてしまおう」と先生から言われて博士論文の締め切りが決まる。

ついに一つの区切りが目の前に迫って来た実感が湧いてきました。
やりたい実験、論文にまとめたい事はあれもこれもあるのだけど、それらを卒業までにすべてやるのは確実に無理だと思われます。

限られた時間の中で、どこまで何をやってまとめるか?

こうゆう時こそ、力みすぎる事無く、浮き足立つ事無く、堅実に頑張らねばなぁと思います。



とりあえず今日は現在準備中の論文(博士論文ではなくて投稿論文)の書き直しをして、来週の自分の実験のための準備をしてました。
ふと気がつくと、今月末には研究費関連の書類の締め切り日が!この手の書類には不慣れなので、結構時間取られそうだなぁ。。。
by nt-neutron | 2009-08-27 01:45 | 研究日誌 | Comments(0)
Snow Leopard
ついに新しいMac OS「Snow Leopard」が発売されるようです。

必要システム条件を見ると「Intelプロセッサを搭載したMac」との文が。。

ついにPowerPCプロセッサは見捨てられたのですね。(T_T)
現在研究室で使っているノートは「PowerBook G4」ですが、D論書き上げるまでは、なんとかこれで頑張ろうと思います。。。
by nt-neutron | 2009-08-24 23:47 | Mac | Comments(4)
研究室訪問
金曜日、研究室に高校生が3人ほど見学に来ました。

3人とも2年生で物理を勉強し始めたばっかりということで、うちの研究室の研究内容である「スピンフラストレーション系物質」の話を説明するのはなかなか難いと思い、とりあえず磁性一般の話から話してみました。

とりあえず手近なホワイトボードにあった磁石をとって、磁石の性質の「もと」になるのは何か?という話から原子の話をして、電子スピンの話をしました。磁気モーメントの微視的な描像を与えた所で、「でも原子それぞれが小さな棒磁石を持っているというだけでは、このホワイトボードにくっつくような『磁石』にはならないよね」という所から、スピンが揃うことを説明するためにちょっと難しいながらも交換相互作用の概念に触れてみました。二つの電子が同じ状態・同じ位置を同時に占めないようにしたいと思った時に、暗に二つのスピンの向きを指定することになるという事が量子力学がら導かれる事を「お話」として話しました。

スピン同士をそろえる作用を導入した所で、強磁性体の説明をして、磁石が磁石である事を納得した後は、テーブルの上にあったノートパソコンでピエール・キュリーを調べて、強磁性-常磁性相転移の話をしました。この辺はかなり誤解を招きそうな部分がたくさんあって苦労したんですが、とりあえず一番身近な相転移は氷・水・水蒸気ということで、「その微視的な構成要素が変化している訳ではないけど、マクロな性質が大きく変化する」相転移の話をして、揃っていたスピンが温度を上げるとてんでばらばらな方向を向くことをイメージしてもらいました。

ここまで話してやっとフラストレーションの登場。紙に三角格子を書いて、相互作用が負である場合、どのようなスピン配置が安定か考えてもらいました。こんな系が実在する事を説明して、「こんな場合でもずっと低温まで冷やして行けば、どうにかしてスピンを『揃えて』安定な状態をみつけようとする場合、どんな事が起こるだろう」と問題提起した所で、廊下のポスターの前に連れて行き絵を見ながらあれこれと話しました。


その後、後輩に説明をバトンタッチしてしまい、高校生達の感想等聞く機会が無かったのですが、満足してくれたかなぁ。やはりうちの研究室のテーマはマニアックと言うか説明しにくいなぁと思ったり(^_^;

それと、「大学」という物を知りたいと思って来た高校生には研究室の内容を話すのはちょっと違ったかなぁとも後で思いました。研究室に深く関わるのは4年か大学院なので、「大学」一般の話なら授業の事とか学生実験の事とか話してあげればよかったかなぁとちと後悔中。

まぁでも彼らの知的好奇心を少しでも刺激できたらそれで良しとしますか。大学と言う箱の説明よりもその方が有益だと信じて。
by nt-neutron | 2009-08-23 02:11 | 研究日誌 | Comments(0)
アーヴィング2編
ここのところ、長い飛行機に乗る時にはジョン・アーヴィングの長編小説を持って行って読んでいます。

7月末にICM2009に参加するためにフランクフルト行きの便に乗った時には、短編&エッセイの「ピギー・スヌードを救う話」と長編「サーカスの息子」持って行きました。「サーカス〜」の方は長過ぎて機内だけでは読み切れず、先日やっと読了しました。

短編と長編を読んでみて思うのは、やはりアーヴィングは長編でこそその魅力が発揮される作家だなぁという事。短編だとやや消化不良の感があるように思いました。

その長編の方の「サーカスの息子」ですが、インドで育ちながらカナダで暮らす医師が主人公で、「自分はどこに帰属する者なのか」という悩みを抱えていて、その「帰属意識」が小説自体を貫くテーマになっています。その医師がインドの病院に滞在している一週間に起きた殺人事件とその解決までの流れを軸に展開して行くのですが、物語は過去と現在を行ったり来たりで、読むのにはかなり体力が要ります(^_^; もっともこれはどのアーヴィング小説にも言える事ですが。。

カナダではインド人として振る舞いながらも、インドに帰っても自分の居場所は無いと感じる主人公。同じように帰属意識に悩む他の登場人物も、インドの貧困、階級社会などの中で起こる様々な事件と、個性的な人々との出会いを通じて「不満足な現状を受け入れる」ことから前向きな生き方をつかんで行きます。

今回の作品は小説の大半で、主人公が60歳近いおっさんであったので、主人公に直接感情移入する所はあまり無かったです。(^_^;
代表作の「ホテルニューハンプシャー」「ガープの世界」「オウエンのために祈りを」あたりだと、主人公達の少年時代からの成長過程に心動かされる事があったのですが、今回は年齢はかなり高め。「少年時代へのノスタルジー」が無い分、今回は物語の展開の複雑さや殺人事件の謎解き部分で読者をぐいぐい引っ張って行く作品だったと思います。感動作というよりも凝ったエンターテイメントという感じでしょうか。素直に面白かった。

しかし、登場人物がやたら多くて、それらがみんなインド風の名前というのは正直キツかった(^_^;なかなか覚えられなくて、表紙の裏にある「登場人物一覧」に毎回お世話になりました。

次は「サイダーハウスルール」とかを読もうかな。

ピギースニードを救う話 (新潮文庫)

ジョン アーヴィング / 新潮社


サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫)

ジョン アーヴィング / 新潮社


サーカスの息子〈下〉 (新潮文庫)

ジョン アーヴィング / 新潮社


by nt-neutron | 2009-08-18 01:32 | 日記 | Comments(0)
解析解析
8月前半は子ども会のキャンプで長野県へ。

帰ってきてからは、多少ゆっくりペースで徐々に研究モードにシフト。

7月のICM前に多少頑張ったので現時点で論文のドラフト(というかまだ「たたき台」のレベルだけど)が一本出来ていて、現状で先生のコメント待ちの状態です。少し「貯金がある」というか、ためがある分だけ精神的に楽かな。7月に頑張ってよかった。これが「キャンプから帰ってきたらまるっきりゼロの状態」だったらもっと焦ってたかもしれないなぁ。

少し間を空けてから7月の自分が書いた論文を読み直してみると、いろいろ見えてくる物があって、だいぶ書き直しの意欲が湧いてきました。7月中は焦っていたのか、読み直しても読み直しても近視眼的にしか読めなくて煮詰まっていたので、ここらでもう一度全体的にリライトしてみようと思います。

ただ、まだ論文は先生の手にあるので、返ってくるまではリライトは無し(とりあえず現行のヴァージョンでコメントをもらう)なので、その間はしばらくほったらかしになっていた5月の中性子実験の解析を進める事にしました。
データもそこそこきれいなのだけど、試料にいくらか問題があって、どこまで定量的に切り込めるかがかなりきわどい所。

最近は解析のあと、どのようにまとめるかまで気になってしまう事が多いけど、解析している最中はとりあえずそれに集中する事が大切ですね。経験と見通しの良さは時として人を怠惰にさせてしまうかもしれませんね。今は先の事を見通そうとせずに目の前のデータと真剣に向き合って解析解析。。
by nt-neutron | 2009-08-17 02:45 | 研究日誌 | Comments(0)
COME ON!
斉藤和義の新曲「COME ON!」を購入。

前作Don't worry be happyよりもさらに強めのロックでした。どちらかというと勢い重視で、斉藤さんならではの詩的な魅力、言葉のインパクトはちょっと足りないかな。。

今回も相変わらず一部のコーラスをのぞいて全パート斉藤さんの演奏らしいのですが、これがもう非常にタイトで完成度高いと思いました。こんだけ何でも出来れば演奏してて楽しいだろうなぁ。

9月にはアルバムも出るみたいなので、そっちも期待大です。それにしても斉藤さん最近よく仕事してるなぁ。「すすめなまけもの」の歌詞のイメージが強いけど、やるときゃやるね、せっちゃん!

COME ON!

斉藤和義 / ビクターエンタテインメント


by nt-neutron | 2009-08-14 21:15 | 日記 | Comments(0)
Karlsruheあれこれ
ICM2009に行ってきて、先週末に帰ってきました。

現地ではなかなかネットにつなぐ時間がなかったので、そのときの写真をまとめて貼付けてみます。

c0078118_1058712.jpg

ICM2009の会場「"Kongresszentrum" (Congress Center)」の外観。
なかなか立派できれいな会場でした。中にはホールが大小合わせて5つあり、その他のフロアスペースはポスター会場になっていて、この建物の中に全ての発表がある形になっていたのが良かったです。日本の物理学会のように講演の度に建物を移動する形になるとそれだけで疲れてしまいますもんね(^_^;


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Karlsruheの町中には路面電車が走っていました。路線も多岐にわたっており、朝早くから夜遅くまで、けっこうな本数が走ってて非常に便利でした。ICMの参加費の中に開催期間中の市内交通のフリーパスも含まれていたので、たくさん利用しました。


c0078118_11710100.jpg

会議3日めに空き時間(というか自分の専門分野の講演が無い時間帯)が2時間ほどあったので、先輩と近くの動物園の散策に行きました。シロクマがこんな近くに!上野動物園だとえらい遠くから見ていた記憶しか無いのですが、近くで見るとやたらでかかったです。


c0078118_11102454.jpg

カバもこんな近くに。写真だと伝わりにくいですが、そのでかさにびっくりしました。
この動物園は全体的に動物と観客の距離が近いのがとても良かったのですが、その分動物一匹あたりのスペースが狭くて、動物達は狭っくるしく感じているだろうなぁ〜とも思ってしまいました。そのへんはなかなか難しい所ですね。


c0078118_11131719.jpg

池にはペリカンが放し飼いになっていました。これも間近でみるとでかかったです。襲われたら、多分勝てない。。


c0078118_11153525.jpg

excursion & conference dinner は昔貴族が狩りの時に利用した庭園(?)で行われました。広い庭をガイドさんに案内してもらって、この写真の建物の中で夕食、最後は庭でデザートでした。この時期ドイツは夜8時くらいまでそらが明るいんですよね。その時間帯に青が濃くなってきた空の下でデザートを食べるのは結構贅沢な気分でした。


c0078118_11203277.jpg

帰りは行きと同じくフランクフルトからの直行便で帰国。空港のこの発着便案内板(しかも電光掲示板ではなくてぱたぱたとめくれるやつ)が個人的には好きなんですよね〜。器用にぱたぱたぱたと回転してみていて飽きないです。

今回の飛行機では首に巻くタイプの枕を買ったので、快適に休みながら東京へと帰ってきました。
by nt-neutron | 2009-08-04 11:24 | Comments(0)


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某私大で助教を4年間勤めたあと、現在はR研でポスドク。専門は磁性・中性子散乱。
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