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BSCoFAO論文online, Skype質疑
先日PRBにacceptされたBSCoFAO論文がonlineになった。

ORNL滞在はまだまだ続く。これからは実験の後半戦。とりあえず実験の途中経過をsample growerの方々に送ったところ新しい測定のアイディアの元となるようなデータをもらったので、それを見ながら実験プランの再考中。
ここからは分光器2台の並列実験になるので、なんとか時間をやりくりしながら進めたい。

しかしJRR-3で実験してた頃は3装置並列実験とかもやってたからなぁ。あの頃は学生さんがそれなりにたくさんいたから、自分1人でやった訳じゃないけど。


あと、某学会の賞を頂くことになったのだけど、現在ORNL滞在中で受賞講演ができませんと言ったところ、講演は録画で、質疑応答はスカイプでやることになった。今からそのスカイプ質疑の時間なのだけど、さて、どうなることか(^^;
by nt-neutron | 2016-12-02 15:13 | Comments(2)
KT+Haldane
ノーベル物理学賞にKT転移とHaldane gap。

領域3の人間としては素直に嬉しい。
磁性を研究している者として、その分野の大学生〜大学院生向けくらいの教科書に書いてある内容でどーんとノーベル賞が出るというのはやはりモチベーションが上がるし、誇りに思う。
本棚から「物理学論文選集 Haldane gap - スピン系におけるマクロな量子現象(勝又・田崎)」を引っ張りだして読み返したりしている。理論のパートはなかなか全てフォローできないけど、実験も計算機も協力して予想を裏付けて行くあたりは非常に面白い。

ただ、これほど一般的に説明するのが難しいのもなかなか無いんじゃないだろうか。
今年から某科学館のボランティアに関わっていて、スタッフさんやボランティアの人が過去のノーベル賞の内容を噛み砕いて説明しようと頑張っているのを目にしてきたのだけど、今回のKT+Haldaneは過去最高の難易度なんじゃないだろうか。

だいたい科学館に関わろうと思う人、科学館に来る人は、動植物学、宇宙・地球科学といったところに興味を持つのが殆どなんじゃないかと思う。そこにきて固体中のスピン系のquasi-LROが、、有限のGapが、、と言ってもなかなかピンと来ないのがむしろ当然のように思う。
(そもそもこの手の内容は博物館の展示の内容になりにくい。。)

ただその難しいところを上手く伝えるのがスタッフさん達の腕の見せ所でもあるので、ぜひ期待したい。僕もちょっとメールで解説を送ったりして、ちょっとでもサポートできればと思ってるとこ。果たしてどうなるか。。


by nt-neutron | 2016-10-10 23:10 | Comments(0)
12月下旬:International tablesの凄さを思い知る

今月はかなり休日返上で働いてしまった。疲労困憊。
まぁ計画性のなさが響いているのだけど、あれもこれもと実験を詰め込んだおかげで、新しい方向性がいくつか見つかった。

とくに応力実験関係は、今後継続して深めて行けそうなネタが2つほど見つかった。
R研に来てから始めた応力実験では、BCGOの分極・磁化測定が一番うまく行ったのだけど、バルク測定でできることはある程度まとめて既に論文として投稿中、追加の中性子実験は申請中で、採択されたとしても来年の春以降、ということで、この冬にできることを探していたところだった。
これでまたバルクで何らかの結果を出して、ビーム実験へという流れに持って行けると良いな。


応力実験の結果を解釈する上で、International tables for crystallographyのvolume "D"に目を通す機会があったのだけど、うむむ、昔の人はやっぱり凄いなぁと思い知らされることになった。自分が新しく思いついたアイディアだと思った部分もかなりの部分が既に考えられ、実験が行われ、体系的にまとめられている。。
International tablesというと、volume Aの空間群のページばかりを半ば「資料集」として見ていたのだけど、他のvolumeや、本の前半部分に書いてある教科書的な部分もかなり質の高い教科書になっている(まだ全部読んでないけど。)

さて、今から取りかかろうとしている新しい実験は、昔の人の知見の枠を超えて新しい教科書を作れるか?
1ページでも、図表1つでも足せれば良いのだけど。。
by nt-neutron | 2014-12-27 23:57 | Comments(0)
エレキギター+オシロスコープ
学生実験の時間に、VSMの原理はエレキギターの原理と言い続けてきてもう何年目か。
この授業をやる機会も残り少なくなってきたので、前から計画してきたことを一度は実行してみようと思い、エレキギターを実際の授業に持って行くことにした。(実際に授業に出すのは来週かな。)

まずは今日の授業が終わった後、エレキギターをオシロスコープにつないでみた。
c0078118_2394378.jpg

楽器屋で安いシールドを買ってきて、そのコネクタ部分を鰐口クリップ経由で同軸ケーブルにつないでオシロに入力する。ごくごく単純なセットアップ。

試しにリアピックアップで三弦の振動を拾ってみると、
c0078118_23103364.jpg

すごく高調波が出てる。

さらにフロントピックアップにして、3弦12フレットのハーモニクスを拾ってみる。
c0078118_2311477.jpg

結構きれいなsin波が見れた。

さらに先日言及したドリル奏法を再現すべく、研究室のハンドドリルをピックアップの前で回転させるとこんな感じ。
c0078118_2311377.jpg


さらに1弦を外して、クラッシックギター用のナイロン弦を張ってみた。これを弾いても音はするのにオシロスコープは反応しない。

あと他には何が出来るかな〜と思案中。明日からまた出張で、帰ってきたらすぐに次の授業だからものを準備する機会は無いのだけど、なにか実験室にあるもので遊べると良いな。その辺も学生さんに考えてもらうか。
by nt-neutron | 2013-11-27 23:12 | Comments(0)
11月下旬
気がつけば11月も下旬、明日からは学祭で研究室紹介ポスター発表会。

今週は重要な面接あり、日帰りつくばがあり、なかなかハードだった。
来週からも出張実験あり、研究室での学生さんとの実験あり、と、予定がぎっしり詰まってきている。
あれも論文化しとかないとなぁというネタもいくつかあって、それ自体は嬉しい悩みなのだけど、同時に責任も感じる。

書き留めておきたいなと思うことがいくつかあるのだけど、ぱっと文章が出てこない。うーん、もう少し先で振り返るべきなのかな。
とにかく色々不安に思いながらも進んでいる時期の記録。



by nt-neutron | 2013-11-22 22:51 | Comments(0)
続・VSM=エレキギター
以前、学生実験の時間にエレキギターの原理とVSMの関連について力説したのだけど、今年はエレキギターの話題に食いつく学生さんが多かったのか、そのとき直接話さなかった学生さんからも「あのエレキギターの話、友達から聞きました」というリアクションをいくつかもらった。

そうゆう学生さんに聞いてみると「実は私もベースやってて」とか「僕もギターをやってて」みたいな話が出てくる。なんか隠れキリシタンみたいだ。

今日の実験の授業の時間には、「(B'zの)松ちゃんがドリル使っているのはどんな原理なんですか?」という秀逸な質問を受けた。素晴らしい。よくぞ気付いた。


エレキギター弾いてる人には良く知られていると思うけど、ピックアップの近くで電動ドリルを動かすと、スピーカーを通じて「ギュウィーン」というかっこいい音が出てくる。これはモーターから出てくる磁束の変化をピックアップで拾っているのです。モーターの原理はここ↓なんかにすごく良い説明が出ている。
モーターの動作原理|マブチモーター
決してドリルでギター自身を削ったり、実際にドリルから発生している音を拾ったりしている訳ではなく、あくまでも電磁誘導で鳴ってるのがポイント。

みんながよく聴いているバンドも、dΦ/dtでロックしてるんだってことですね。
こうゆうとっかかりからでも、実験を好きになってもらえると良いな。
by nt-neutron | 2013-11-07 02:00 | Comments(0)
合同卒研発表
あっという間に学科の卒研合同発表会が終了。

この日は一年で助教が一番働く日。会場設営の指示から全体のオーガナイズもやって、自分の研究室の学生の発表も見たりして休む暇がない。

さらに今年度は助教で話し合って、質疑応答の時間を充実させるために助教は質問役に徹するという体制を取ることになった。質疑応答の時間がしーんとなってしまうようだと、せっかくの口頭発表で得られる経験値も半減してしまうので、座長は院生にお願いして、助教は各セッションで担当を決めてがんがん質問するという方式。

あと、質問をするからには「この研究大変でしたか?」みたいな消化試合のような質問ではなくて、真剣な議論になるように内容についての意味のある質問をしなくちゃいけない。これが結構難しい。そして卒研生にとっては晴れ舞台なのだから、できれば前向きな評価をしてあげたい。この辺がはやり学会の発表とかとは違って、これもさじ加減が難しい。


今回僕が担当することになったのは、冷却原子気体(理論)+低温物性(実験)のセッション。
どの学生さんも非常に完成度の高い発表で、僕にとって専門外の内容でもそれなりに大枠をつかむことが出来た。考えてみればこの学生さん達は昨年度僕が学生実験を教えた学生さんたちであって、その時から考えるととんでもないスピードで成長してるなぁと実感する。

肝心の質問は、、あまり「(その発表の)的を得た」感じのものが出来なかった。orz
一応全員の発表者に質問をしたのだけど、その質問をきっかけに議論が盛り上がって、という感じはなかなか難しい。やはり卒研発表という場においては、教員側がある程度知識の幅をもっていないといけないんだなぁと痛感した。少しずつ改善しないとなぁ。



うちの研究室もオーラル、ポスターともとっても良い発表だったと思う。まぁこればかりは客観的に判断出来ないのだけど、他の研究室と比べてどうとかでは無くて、この数ヶ月で彼らがぐっと進歩してきたのは事実なので、それ自体がやはり価値あることだと思う。あとは5日の研究室内発表。



そうこうしているうちに、明日が2月最後の日だということに気がついて愕然とする。まずい、今月中に論文ドラフトを仕上げて、3月1日から余裕を持って磁気励起の計算やら教科書の書き直しやらに取り組むはずだったんだけど。。。(-"-;
by nt-neutron | 2013-02-27 23:07 | Comments(0)
HCB滞在2
HCBに来て3日目。まだ実験が始まらない。

こっちに来てすぐに装置担当者のKarelからreactorのスタートが2日間延期になったと連絡を受ける。はるばる日本から来たのになぁと思いつつも、待つ事しかできない。明日うまくスタートしてくれれば良いのだけど。

その間、Slavo氏からデータ解析ソフトについて色々教えてもらう。前回ここに来た時に使っていた専用の解析ソフトLAMPは、動かすのに年間数万のライセンス契約が必要だった。でも、今回はそれに代わるフリーのプログラム(多分ILLで開発された)「Free LAMP」が使える事になったので早速インストールする。細かい調整は、実際に実験が動き出してからかな。


月曜は午後からBerlinの中心部に出かけた。自分用のメモとして。
・HCB - Wannsee駅はバスで〜10分程度。
・Wannsee - ZooはS7に乗って〜20分程度。
・ZooからX9のバスに乗ると、airport Tegelまで17分

Berlin市内では、地元で一緒にボランティア関係の活動に関わっている友人が日本から旅行に来ているので会う事に。Zoo駅の近くにあるデパートKaDeWeで待ち合わせたら、KaDeWe内は無料の無線LANが飛んでて、メールで連絡とって会うことができた。
友人はBerlinには数日前から来て、だいたいの観光スポットは回ったらしいので、フリードリヒ辺りでお土産を買い、これからイタリアにも行く友人のためのガイドブックも買って、zooに戻って来てKaDeWeの最上階のレストランで夕食。途中、移動中に雷雨に遭ったり、暑さをしのぐために買ったアイスが不味かったり(笑)、色々あったけど、楽しい一日でした。

さて、あとは明日からreactorが動いてくれれば良いのだけど。どうなる事やら。
by nt-neutron | 2012-06-20 05:12 | Comments(0)
斉藤和義:ずっと好きだった
斉藤和義の「ずっと好きだった」を購入。

ずっと好きだった

斉藤和義 / ビクターエンタテインメント


The・和義という感じの名曲。ざっくり軽く歪んだギターがテンポよく刻んでいくリズムに素朴な歌詞という斉藤さんのトレードマークというような曲作りですね。かなり好きです。

青春時代を思い出しながら今語りかけるような歌詞は斉藤さんの他の曲でも何度か出て来たパターンで「真夜中のプール」とかにも通じる感じはあるけど、曲調は「通りに立てば」や「彼女は言った」に近い軽快なロックに仕上がってるのは意外と無いかも。とにかく斉藤和義にしか歌えない歌を歌ってるなって感じの名曲で、ちょっと前に発売されたのに今まで買わなかったのをめっちゃくちゃ後悔しました。次のアルバムも早く出ないかな。
by nt-neutron | 2010-06-02 00:07 | Comments(0)
Karlsruheあれこれ
ICM2009に行ってきて、先週末に帰ってきました。

現地ではなかなかネットにつなぐ時間がなかったので、そのときの写真をまとめて貼付けてみます。

c0078118_1058712.jpg

ICM2009の会場「"Kongresszentrum" (Congress Center)」の外観。
なかなか立派できれいな会場でした。中にはホールが大小合わせて5つあり、その他のフロアスペースはポスター会場になっていて、この建物の中に全ての発表がある形になっていたのが良かったです。日本の物理学会のように講演の度に建物を移動する形になるとそれだけで疲れてしまいますもんね(^_^;


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Karlsruheの町中には路面電車が走っていました。路線も多岐にわたっており、朝早くから夜遅くまで、けっこうな本数が走ってて非常に便利でした。ICMの参加費の中に開催期間中の市内交通のフリーパスも含まれていたので、たくさん利用しました。


c0078118_11710100.jpg

会議3日めに空き時間(というか自分の専門分野の講演が無い時間帯)が2時間ほどあったので、先輩と近くの動物園の散策に行きました。シロクマがこんな近くに!上野動物園だとえらい遠くから見ていた記憶しか無いのですが、近くで見るとやたらでかかったです。


c0078118_11102454.jpg

カバもこんな近くに。写真だと伝わりにくいですが、そのでかさにびっくりしました。
この動物園は全体的に動物と観客の距離が近いのがとても良かったのですが、その分動物一匹あたりのスペースが狭くて、動物達は狭っくるしく感じているだろうなぁ〜とも思ってしまいました。そのへんはなかなか難しい所ですね。


c0078118_11131719.jpg

池にはペリカンが放し飼いになっていました。これも間近でみるとでかかったです。襲われたら、多分勝てない。。


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excursion & conference dinner は昔貴族が狩りの時に利用した庭園(?)で行われました。広い庭をガイドさんに案内してもらって、この写真の建物の中で夕食、最後は庭でデザートでした。この時期ドイツは夜8時くらいまでそらが明るいんですよね。その時間帯に青が濃くなってきた空の下でデザートを食べるのは結構贅沢な気分でした。


c0078118_11203277.jpg

帰りは行きと同じくフランクフルトからの直行便で帰国。空港のこの発着便案内板(しかも電光掲示板ではなくてぱたぱたとめくれるやつ)が個人的には好きなんですよね〜。器用にぱたぱたぱたと回転してみていて飽きないです。

今回の飛行機では首に巻くタイプの枕を買ったので、快適に休みながら東京へと帰ってきました。
by nt-neutron | 2009-08-04 11:24 | Comments(0)


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某私大で助教を4年間勤めたあと、現在はR研でポスドク。専門は磁性・中性子散乱。
by nt-neutron
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