うちの研究室でここのところ悩んでいた焦電測定に関する一つの問題の原因がだんだんと明らかになってきたような感触があります。
きっかけになったのは4年生がWeb上で探してきてくれた論文。
僕らと似たような問題について、きちんとモデルを立てて定式化して「物理」にしているみたいです。これを足がかりにして僕らの問題も突破口が見えてくるかもしれない。
物理は「現象」を「定式化」する部分が一番面白いと個人的には思います。
自分では理解できない現象を見つけたとき、それに定性的な解釈を付け加えただけでは「面白い」とは思えなくて、多少粗雑でも何らかのモデルを立てて、定式化してこそそこに物理的な面白さがあるんじゃないかなと思います。
さあ、ここからが本番。