心配だった1年生向けの授業だけど、一応時間にきっちり収める形で予定していた内容を終えることが出来た。
この授業は、本来の形としては、事前にWebを通じてビデオ講義を見てもらい理解度を十分高めた上で、授業の時間には実際に問題を解いたり、発表したりするという(うちの学科としては)新しい形で進めることになっている。
授業の狙い的には学生に考えさせたり、学生同士発表したりする時間を十分に取った方が良かったのかもしれないけど、結果的に僕が板書したり説明したりする時間が長くなってしまって、途中その場で問題を解いてもらう時間は何回か取ったものの、割と「普通の授業」に近い形式になってしまったかもしれない。
僕自身がこれまで講義形式で話をする機会が無かったので、どうしても「こんな感じの説明をしてみたい、その時の学生さんのリアクションが見たい」と思ってしまう。まぁ1回限りの代講なので、多少本来の狙いから外れても多めに見てもらうとして、自分の教育経験の方をちょこっと優先させてもらって、しゃべりたいことをたくさんしゃべらせてもらった。
クーロンの法則のおさらいから出発して、離散的な点電荷の作る電場、最後に電気双極子の作る電場までをやったのだけど、学生さんの反応を見ていても、それなりに集中して聞いてくれていたようで良かった。基本的に静電場の話なのだけど、途中相対論への誘導も入れたり、話の流れを考えておいたかいがあったかな。
ただ、時間配分と板書に関しては反省点が多かったな。。次の機会に向けて精進せねば。