現在Spin-waveの解析中。
後輩君とも一緒に作業していて、1/S展開したHamiltonianからMathematicaでdispersionを描くところまでは行ったのだけど、やはり実験結果を取り込んで最小自乗法をやったりする場合にはFortranで出来た方が楽だなぁと思っていたら、Max-Planck-Instituteの人が複素行列の対角化プログラムをcとfortranで公開していました。
http://arXiv.org/abs/physics/0607103
http://www.feynarts.de/diag/
プログラムとしてもすごくコンパクトで洗練されていて使いやすい!Thank you Dr. Thomas Hahn!
早速これを使ったスピン波計算プログラムを書いて以前の論文で出ていたパラメーターを入れてdispersionを計算させてみたら、ばっちり再現しました。こっから先、どんどん相互作用を複雑にしていってもきっと大丈夫。
とりあえず12月の中性子学会で計算結果を発表するのを目標にスピード上げていこう。